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ラムサウンディング試験のはなし

住宅建設のための地盤調査方法によく用いられている試験方法は、スクリューウエイトサウンディング試験(以降SWS試験と呼ぶ)があります。SWS試験は、長所もありますが固い層があるとそれ以上貫入できないという課題があります。特に、軟弱地盤対策として鋼管杭を支持杭的に利用する場合、支持層の確認が満足にできないということになります。
そこで、静的な調査方法であるSWS試験に加えて、動的な調査方法であるラムサウンディング試験を用いる場合があります。

SWS

SWS

ラムサウンディング

ラムサウンディング

SWS試験とラムサウンディング試験の試験装置のイメージ図です。SWS試験は、回転貫入に対して、ラムサウンディング試験は、打撃貫入です。ラムサウンディング試験も、人力を用いると大変なので、機械化が進められていました。そのため、機械装置が大きく、高価でした。
よって、ラムサウンディング試験は、あまり普及していませんでした。

従来型ラム試験機

 従来型ラム試験機 

トラバース式小型軽量化試験機(小運搬型)

トラバース式小型軽量化試験機(小運搬型) 

トラバース式小型軽量化試験機(自走式型)

トラバース式小型軽量化試験機(自走式型)

そこで、当社では機械化された従来型ラムサウンディング試験機を小型軽量化をしました。現在は34台保有しています。これにより、SWS試験では確認するのが困難であった、地盤改良に用いられる支持杭的な鋼管杭の支持層確認を、ラムサウンディング試験を採用して調査できるようになりました。

自走式では、容易にワンボックス車への昇降が可能となり、車両搬入条件が改善され、装置保守管理も改善されました。また、搬送用トラックが不要であり、普通免許所持者で搬送が行えます。トラック駐車スペースに困ることもなくなりました。

鋼管杭の支持層確認能力

鋼管杭の支持層確認能力 SWS < ラムサウンディング

ラムサウンディング試験を採用したことで、SWS試験では困難であった支持層の確認が可能となり、杭の支持層未到達や支持層誤認といった致命的な品質管理不足を避けることができるようになりました。
また、ラムサウンディング試験は、告示第1113号改正(2024/7/9)により、動的貫入試験に位置づけられています。

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